IE9ピン留め
日脚伸ぶ
『夕間暮れ影を伸ばして日脚伸ぶ』
一時より随分と日が伸びた。退社し駐車場に向かう同僚達の顔も識別できなかったが、5時を過ぎても明るい。私服に着替えた看護師達の素顔も、判別できるようになった。しかし、冷気は半端でなく、横殴りの風は貌を突き刺して痛い。まだまだ、春の尻尾も見えない。冬、真っ盛りなのである。
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# by arajin01 | 2012-02-02 20:23 | Trackback | Comments(0)
冬深し
『冬深し積もるに任せ山も木も』
雪が良く降る。雪が積もると嫌になってくる。山も木も雪の蓋を被せられたように、閉じ込められた。人間の気持ちまで閉じ込められてしまったようだ。
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# by arajin01 | 2012-02-01 20:18 | Trackback | Comments(0)
明鴉
『阿呼阿呼と夢を醒めせし明鴉』
鴉の鳴き声に目覚めた。大きな鳴き声に何事かと飛び起きたが、窓を開けると庭の給餌台にいて慌てて飛びたった。めったに鴉が飛来することは無いが、いい夢を中断されて不愉快だった。給餌台に未練があるのか屋根に降り様子を窺っている。カメラを突き出すと飛び去っていった。
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# by arajin01 | 2012-01-31 20:32 | Trackback | Comments(0)
冴え冴え

『寒波来る谷底までも冴え冴えと』
現在の外気温は、零下8度。兎に角寒い。ストーブをそれぞれの部屋に3台つけているが、家全体が冷えているのだろう。女房はまだ東京だ。こんな夜は、早々とベッドに入り、ウヰスキーを飲みながら鳥肌の立つような推理小説でも読むに限るのだ。
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# by arajin01 | 2012-01-30 21:46 | Trackback | Comments(0)
室花
『室花やともにぬくぬく大欠伸』
昨日から女房が東京の娘の家に出かけていて、猫のリンと留守番である。外は、零下4度で強風が吹いている。何もやる気が起きず、簡単な食事を作りパジャマのまま過ごした。たまにはのんびり過ごす一日も悪くない。豆粒程の蘭の花は、陽射しに温かく満開だ。猫は、窓際を背にしたソファーの背に長々と寝そべり欠伸する。私も釣られて大欠伸である。そして、カウチ族になってCSテレビ番組雑誌を片手にCSTV放送三昧の一日だったのであるだった。
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# by arajin01 | 2012-01-29 19:13 | Trackback | Comments(0)
寒雀
『餌ないと朝からねだる寒雀』
今年の冬は、飛来する野鳥の種類が少ない。シジュウガラもヤマガラもアオジたちが、ほとんど来ない。毎日来るのはスズメばかりである。或いは、原発事故の影響かしらと話題に出た。そういえば、隣町に住む友人は、まきストーブの灰から高濃度のセシュウムが計測されたという。その近くにある某洋酒工場の脇を流れる川がほっとスポットだとも言う。何とも不気味な冬であるが、スズメたちは朝から餌の催促で姦しいまである。
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# by arajin01 | 2012-01-28 20:59 | Trackback | Comments(0)
冬深し
『冬深し霊安室に灯燈りけり』
私が館長を務める資料館の一階には、霊安室がある。病院でお亡くなりになった幾多の方々が、一時この部屋で霊柩車の到着を待つ。朝、出社して灯りが燈っていると、別な玄関に回り道する。この季節、この部屋の前を通るのが寒々しくて適わないのである。合掌。
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# by arajin01 | 2012-01-27 22:31 | Trackback | Comments(0)
雪溜まり
『雪溜まり未練残すや靴の跡』
活発に歩きすれ違った女性の足跡に、自分の足跡を重ねると煩悩が疼いた。若ければとも思うのは不遜というもだ。滑らないようにと慎重に足を繰り出す吾に、苦々しく腹を起てた。若さへの未練というものかも知れない。雪道に、溜息までも出てしまうのである。
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# by arajin01 | 2012-01-26 20:36 | Trackback | Comments(0)
猫の恋
『たぎる血に雪も厭わぬ猫の恋』
融けかかる雪にまた雪が降る。そろそろ猫の季節がやってきたらしく、膝までもぐる雪を掻き分け猫が行く。たぎる恋心の匂いをつけるのか、はたまた相手の匂いを探しているのか、恋心は夢中にさせるらしい。猫は炬燵で丸くなるというのは嘘で、野外生活者の猫は雪も寒さも厭わぬのである。頑張れ茶虎。
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# by arajin01 | 2012-01-25 20:54 | Trackback | Comments(2)
寒暁
『寒暁の雪散らし行く登校児』
昨夜、満天を覆っていた雲は夜中に雪を舞いらせた。一夜明けると雲ひとつない晴天。日の出て間もないというのに登校する子どもらの声が響いた。。雪を散らし、雪玉を投げあい追いかける。町外れの森の中にある小学校までは、結構な距離だ。子どもらは、そうして遊びじゃれあいながら登校しているのだろう。雪を喜ぶ犬コロのようで、寒さに震える老体には、子どもらの元気が羨ましい。
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# by arajin01 | 2012-01-24 20:03 | Trackback | Comments(0)
氷柱
『嘘比べ秘めたる事の氷柱かな』
秘密主義というか、隠し事の何と多いことか、騙し合いが横行している。原発事故など政府からして率先して隠しているのだから、巷まで蔓延するのも当たり前なのだろう。今朝から吹雪のような風花が一日中舞っている。この風花にしても、青空の覗く空で舞って来るのだから、嘘みたいなものだ。軒下の氷柱が余計に冷やかだ。
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# by arajin01 | 2012-01-23 21:13 | Trackback | Comments(0)
大寒
『大寒や南天の葉赤く染め』
雪景色のなかの大寒は、さぞ寒かろうとお思いだろうがこれが暖かい。小寒のときより暖かいのだ。野鳥達も餌を探して飛び回っている。雪に覆われると、餌に困窮するらしい。近所の南天の木は実をヒヨドリに食われたのか、全てなくなっていた。ただ、葉は真っ赤に燃えて美しい。雪焼けか寒焼けか、紅葉の美しさに見惚れてしまった。帰宅すると、給餌台にたっぷりと餌を供給したのである。
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# by arajin01 | 2012-01-22 18:55 | Trackback | Comments(0)
新雪
『新雪に犬コロになるスノーシュー』
二日間雪が降り続いている。久々の大雪に、私は犬コロのようになった。今季初めてスノーシュー(西洋カンジキ)を履いて裏山に遊んだ。汗をたっぷりと掻き、気持ちよい休日を愉しんだのである。
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# by arajin01 | 2012-01-21 16:44 | Trackback | Comments(0)
雪折
『雪折や竹の暖簾をくぐり行く』
久々のお湿りが、雪になった。何とも心時めく景色である。だが、今日の雪は湿気を含み重い雪だ。竹も、トウヒも枝葉に雪を積もらせ今にも折れんばかりである。行く手を阻む雪折をくぐり職場に辿りついたのである。一日中降り続いているので、木々に積もる雪が美しい。昼休みは、振り続ける雪の中を撮影して歩いたら汗をかいてしまった。
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# by arajin01 | 2012-01-20 22:19 | Trackback | Comments(0)


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