『街中に望郷ありし冬夕焼け』
『暮まぢか眠らぬ街を彷徨いし』
『一年の垢を落として朝日浴び』
暮を向かえ感傷的になっていた。仕事も一段落したところで、都会の友からお呼びが掛かった。かって住んでいた街を見下ろせるホテルをとった。高層の部屋から見下ろすと、結婚当初に暮らした家が見えた。その後に転居した何箇所かの住いが見えた。帝国ホテルで忘年会のような集まりに出て、二次会を銀座で飲んだ。そして、新宿。眠らぬ街を飲み歩くと、朝を迎えた。四十代の頃に戻ったような気分になった。一日遅れの掲載に、お詫びをかねて三点をアップする。表示に重いのはご容赦。
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