宵待草

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『来ぬひとを宵待草よ誰を待つ』
竹久夢二の有名な詩である。結核に犯された夢二は、富士見高原療養所で昭和1月19日に入所して療養したが、同年9月1日早暁に50歳で亡くなっている。その病室のあった建物は、旧富士見高原療養所資料館として私が館長をしているが、昨年九月解体された。数年後には再開する予定である。その三年後、松竹映画で同名の映画が制作されたが、その主題歌に使われたのがこの詩である。ただし、夢二の詩は一番しかなく、二番は友人である西條八十が補作した。
「宵待草」歌・高峰三枝子/作詞:竹久夢二/補作詞:西條八十/作曲:多忠亮
待てど暮らせど 来ぬ人を 宵待草の やるせなさ 今宵は月も 出ぬそうな
暮れて河原に 星一つ 宵待草の 花が散る 更けては風も 泣くそうな
夜露をいっぱいに溜めて、うなだれるように咲く宵待草は、待ち人来らずに悲しんでいるように見えてしまった。

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by arajin01 | 2013-06-27 23:05 | Trackback | Comments(0)
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