<   2008年 09月 ( 30 )   > この月の画像一覧

秋霖

e0099713_19213977.jpg
秋の長雨は、日ごとに寒気を伴っている。芒も濡れて頭を下げている。雫は、後ろの風景を閉じ込めては大きく膨らみ落ちる。水滴は、まさに自然のつくるレンズである。
[PR]
by arajin01 | 2008-09-30 19:20 | Comments(0)

寒さくる

e0099713_21314815.jpg
朝から時雨て寒い。気温は11月中旬と言う。冬めくような気温だが景色はまだ冬景色ではない。猫も寒いのか、帰るなりまとわりつく。わたしの懐で丸くなり、これで好いのかと時々顔色を窺う。昨日、炬燵やストーブを出し、冬支度をしていて正解だった。
[PR]
by arajin01 | 2008-09-29 21:32 | Comments(0)

焚火

e0099713_211565.jpg
菜園も冬野菜と交代した。隅に重ねて置いた、夏野菜の枝葉や枯葉の掃除をした。程よく枯れての焚き火になる。もくもくと登る白煙は、軒下に作られてしまった黄色雀蜂の巣を覆っていた。雀蜂は怒り、急降下で攻めてきた。しばし、攻防の末日が暮れたのであった。
[PR]
by arajin01 | 2008-09-28 20:07 | Comments(0)

山法師

e0099713_234758.jpg
真っ赤に熟れた実を唇に咥えて潰すと、黄色い果肉が口中に広がる。懐かしい味が舌に広がるのを弄る。栗や山葡萄や柿と共に秋の味である。八ヶ岳南麓の道には、街路樹として山法師(やまぼうし)が植えられている箇所が幾通りもある。熟れた実をたわわに付けている景色は美しい。しかし、排気ガスが付着しているかと思うと、手を出す気にはなれない。野鳥たちの食料になるのを眺めている。もちろん、森には野生の樹がある。毎年、茸採りの途中に数粒を口にするのである。
[PR]
by arajin01 | 2008-09-27 23:06 | Comments(0)

移り気

e0099713_22181629.jpg
秋の空の移り気なのは、分かってはいるが、今日の天気だけは不可解だった。秋雨かと思うと青空を見せ、瞬く間に台風のような強風が逆巻く。と、思うと豪雨が窓を叩き、またもや陽を射す。夕映えは、流れる雲が何層にも重なり、変幻万化のスクリーンになった。変転流転有為転変、変換キーを叩いても、この変化は無理なことだ。庭に立ち尽くし、見蕩れていると、足元から寒気が忍び上がってきた。
[PR]
by arajin01 | 2008-09-26 22:20 | Comments(0)

通草

e0099713_20135076.jpg
ホームの刈り込んだ植木に、蔓を自在に伸ばして邪魔だった通草(あけび)も、実を付けると愛おしくなる。子供の頃、果肉を含み甘い汁をすすると種を吹き飛ばした。的は、友人たち。機関銃と称して連続して吹き飛ばすと、互いに逃げ回った。感傷的にさせる、秋の味覚である。
[PR]
by arajin01 | 2008-09-25 20:14 | Comments(0)

懸魚

e0099713_19174243.jpg
鰯雲が広がり、清々とした秋空になった。懸魚(げぎょ)とは、屋根の切り妻の部分の破風の飾りに付けられた魚の模様のこと。火災予防を戒めるための縁起模様で、水に縁のある魚の模様が付けられたことによる建築用語だ。周辺の蔵などでは、直接「水」の字を描いたり家紋が多い。空には巨大な魚が泳いでいた。
[PR]
by arajin01 | 2008-09-24 19:19 | Comments(0)

水母

e0099713_18385673.jpg
秋空の雲は、刻々と浮遊し変化する。と、言うが、久々に晴れたと言う感触の一日を味わった。夕刻になると、八ヶ岳も南アルプスも、それぞれの頂の上空に笠雲を浮かばせた。鳳凰三山の上空には、水母(くらげ)のような形が浮いた。雲は水蒸気の塊だが、まさに水の母、くらげが浮遊していたのである。
[PR]
by arajin01 | 2008-09-23 18:40 | Comments(0)

秋時雨

e0099713_2015496.jpg
台風一過の晴天だと期待していると、二日続きの曇天と時雨れた。資料館の玄関前にある吊花は確実に紅葉が始まっていた。実(仮種皮)も真っ赤に割れ、真っ赤な種を見せる。この吊花は、よく真弓に間違われる。真弓の実は、四等分に裂けるが、吊花は五等分に裂け星型になる。周辺の森に入ると紅葉も美しい。
[PR]
by arajin01 | 2008-09-22 20:19 | Comments(0)

邯鄲

e0099713_15215783.jpg
休日は、寝坊をすることにしている。しかし、二匹の猫たちは枕元に来て朝食の催促をする。今朝もうるさく鳴いた。居間の雨戸を開けると、ル・ル・ルと、花壇からの鳴き声。寝室の雨戸も開けて、子守唄代わりに二度寝をしたのである。
[PR]
by arajin01 | 2008-09-21 15:22 | Comments(0)