<   2009年 12月 ( 31 )   > この月の画像一覧

年送る

e0099713_16512483.jpg
目覚めると雪景色だった。一年の終わりを浄化する如くの雪景色は、締めくくるに相応しく清々した気分になった。今年も多くの人との出会いが会った。そうした中にも、忘れ得ぬ人や熱くさせてくれた人もいる。去来する一年の中で、来年へと繋ぎたいとする大切な人もいる。新年の朝日が昇ると齢を重ねるが、胸中にときめきの熾火を点してくれた人を大切にと思う年であった。このブログでも、匿名でもあるが多くの方の声援をいただいた。日々の一句は耄碌した駄作が多いと自覚するところだ。だが、皆様からのコメントがどれだけ励みになったか知れやしない。年送る日に、皆さんに感謝するところである。良いお年をお迎えください。
[PR]
by arajin01 | 2009-12-31 16:53 | Comments(0)

注連飾る

e0099713_17292139.jpg
二十一年も残すところ一日になった。買出しついでに花屋に寄ると、小さな花びらのOncidum“Romantic Fantasy”の鉢があった。書斎を掃除し、玄関に注連飾りを下げた。窓から眺める連山は、ほぼ雲に覆われ裾の前山しか見えない。その山腹も、一時間前より白くなった。連山は吹雪いているようだ。オンシジュームを書斎の窓辺に飾ると、似遣わなく華やいだ。だが、仕事はまだ残っていて、三十一日までパソコンに向かわなくてはならないのである。
[PR]
by arajin01 | 2009-12-30 17:30 | Comments(0)

霊山

e0099713_1991232.jpg
恒例の仕事納めが、五階の会議室であった。何百人も集まるのだが、病院だけに三分の二が白衣だ。左の窓を見ると白衣の富士山と南アルプスが望む。右の窓からは北アルプスが、より白さを増して連なっていた。
[PR]
by arajin01 | 2009-12-29 19:09 | Comments(0)

年の瀬

e0099713_7343973.jpg
今日は、女房が東京へ出掛けた。帰宅早々、酒を飲んだら転寝をしてしまった。目覚めると日にちが代わっていた。寝付かれずに本を読んでいたが、雨戸をなぜる風の音が、やけに寂しく聞こえる。年の瀬に、一人暮らす家は寂しいものだ。昼間、昼寝していた駅前の猫を思い出してしまった。
[PR]
by arajin01 | 2009-12-28 23:55 | Comments(0)

結氷期

e0099713_17583724.jpg
近所の田圃リンクも、氷が張り出した。千坪以上もある田圃は、鴨にとっては大きな湖に見えるのだろうか。十数羽の鴨が、集っていた。半月もすると、子どもらのスケートの歓声で賑やかになるだろう。結氷期は、十二月の季語になる。
[PR]
by arajin01 | 2009-12-27 18:00 | Comments(0)

餅搗

e0099713_20523760.jpg
病院付属のグループホームで餅搗をした。若い職員らが、交互に餅をついたが、見学しているお年寄りたちは、打ち込まれる杵の音が聞こえてきたら目が輝き背筋までが伸びた。ふらふらとおぼつかない足取りで、臼の傍に近寄った老婆は、やにわに腕まくりをすると捏取りをしていた女性に、交代を命じた。何と、尽き手のリズムに併せて、息の合った捏取りをした。幼児のように暮らす老婆は、身体に染みた行事が蘇っていたのだ。何とも感動を呼び覚ましてくれた瞬間だった。
[PR]
by arajin01 | 2009-12-26 20:53 | Comments(2)

聖夜の朝

e0099713_21553757.jpg
昨夜はイブ。シャンパン好きな女房は、普段何か口実をつけてシャンパンを抜く。イブの夜は、おおっぴらにシャンパンを抜く。そしてケーキ。早々とチョコレートケーキが注文してあった。とは言え、老々二人暮らしの家では、華やぐはずもないイブである。シャンパンのあと、好みの焼酎を飲んだ。目覚めは、爽やかとは程遠い朝を迎えた。霜降の中、小さな緑葉は、砂糖菓子のように輝いていた。一片を摘み、口に含むと爽やかさと共に、私を目覚めさせてくれたのである。
[PR]
by arajin01 | 2009-12-25 21:56 | Comments(0)

朝焼け

e0099713_20134236.jpg
雨戸を開けるのは女房の仕事だが、気まぐれに開けた。途端、息が詰まった。慌てて、書斎のカメラをとり戻ると、幾分色彩明度が落ちていたものの、久々の朝焼けを撮影できた。こんな朝焼けと、富士山が見れるなら、雨戸を開けるのも厭わなくなる。硝子窓を開けていると、寒気が居間を満たし、寝ぼけた頭を正気にさせてくれた。
[PR]
by arajin01 | 2009-12-24 20:14 | Comments(2)

極月

e0099713_19242743.jpg
本来、陰暦の十二月を指す言葉だが、現在は陽暦の十二月も言う。一年も終わりで極まったことだが、冬至が過ぎると指折り数えられる。年末を控え、寒さも極まり、財布の中身も極まってきた。まさに、極月なのである。
[PR]
by arajin01 | 2009-12-23 19:25 | Comments(0)

冬至

e0099713_19341292.jpg
今日は冬至。昼がもっとも短く、夜がもっとも長くなる日だ。毎日一年中、病院の中庭を飛び跳ねる二羽の背黒鶺鴒は、人との間隔を微妙に愉しむように取る。冬枯れの枯葉松は、長い影を落としている。背黒鶺鴒は今日も散歩を愉しんでいた。帰宅すると、大沢在昌氏より、新刊『欧亜純―ユーラシアホワイト―Ⅰ・Ⅱ』が贈られてきた。明日は、休日。上下二巻を読破する、夜長の愉しみが飛来していたのである。
[PR]
by arajin01 | 2009-12-22 19:38 | Comments(0)