<   2010年 05月 ( 31 )   > この月の画像一覧

空木

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錦空木が開いた。だが、雨空の中では艶やかさが空しい。南アルプスの麓、サントリーの奥の渓谷沿いに群生している場所があるが、この花には青空が相応しい。
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by arajin01 | 2010-05-31 19:37 | Comments(0)

藤の波

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森のあちらこちらの縁は、藤の花が盛りだ。今年は、花着きもよく美しい。だが、考えればそれだけ森の手入れがされてなく、藪化しているからである。電車の車窓からは、沿線の森はほとんど藤色に縁取られている。
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by arajin01 | 2010-05-30 16:42 | Trackback | Comments(0)

群烏

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わが里には烏が多い。牧場や農地には、大きな家ほどの烏を捕獲する小屋がある。夕暮れになると群れて帰るが不気味なほどだ。だが、鳴き声には子守姉やの唄ってくれた唄の記憶が重なるのである。
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by arajin01 | 2010-05-29 19:43 | Comments(0)

薫風

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朝から雲ひとつない空が広がったが風は冷たい。五月晴れだが、レインコートを羽織って出勤した。仕事を始めると眠気に襲われた。最近、睡魔がのべつやって来る。困ったものだ。屋上に上ると富士山が見事な姿を見せる。この町では一番高い場所から眺める富士山は見事で、しばらく眼の保養をしていた。欠伸と共に睡魔も消えてくれた。
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by arajin01 | 2010-05-28 20:29 | Comments(2)

野の花

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数日の雨雲もようやく去った。野に咲く花は、どれもお日様に顔を向けて嬉しそうだ。私もお日様に顔を向けていたら眠くなってしまった。昼下がりは、けだるさを伴ってやって来る。顔の火照りとけだるさは、心地好い。
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by arajin01 | 2010-05-27 20:39 | Comments(0)

田植

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カッコウが鳴き出した今週は、どこも田植に忙しい。と、言っても、機械化されて数時間で終ってしまうようだ。寒冷地の田植は、カッコウが鳴くと「もう遅霜の心配がない」と田植が始まるのである。流れる車窓に、次々と田植景色が現れる。一人で大型田植機をあやっている田。家族総出で作業している田。夫婦の田圃。と、景色も様々だ。私の通勤電車は一駅の車窓だが、それぞれの田植風景が望めるのであった。
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by arajin01 | 2010-05-26 19:44 | Comments(0)

繁る

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草木枝葉満ちて繁るるが、雨空は切れそうもない。帰宅途中に尿意を模様し、林の獣道に踏み込んだ。枯れ枝を踏み枝葉に隠れようと獣道を進むと、繁る枝葉の奥に大鹿が私を窺っていた。気づかぬ振りでカメラを向け、シャッターを切ると跳躍した。十数頭の群を率いる大鹿が安全圏に立ち止まり、私を見つめていた。この時期、集落の中の林まで降りて来ているとは不可解なことである。雨空の上、太陽の隠れた時間では光りが足らない。シャッターを、四回切って諦めた。
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by arajin01 | 2010-05-25 20:22 | Comments(0)

濡れ若葉

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芽吹きの最後になるのが橅の木である。枯葉を付けたまま冬を越し、芽吹きの寸前まで枯葉を落とさない。わが家の橅も、先週からようやく芽吹き、美しい若葉を見せている。老眼の進む疲れ眼には、若葉の色は何よりの目薬になる。濡れそぼる若葉の水滴を見ていると、点眼したくなった。葉の真下に顔を寄せ、目玉に雫を落とすと、眼の奥までが緑色に染まった。
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by arajin01 | 2010-05-24 20:15 | Comments(0)

芍薬

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庭の芍薬が見事に開いた。例年なら四個ぐらいしかつけないのに、七個もつけてくれた。昨年からの手入れを振り返っても特別なことはしていない。逆に、三五センチの鉢植えにしていじめている程だ。今日は生憎の五月雨で、昨日との気温差が十度近くはあるだろうか。狭い庭で逢瀬を愉しむように愛でたが、風も強く互いに濡れそぼったのである。
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by arajin01 | 2010-05-23 17:22 | Comments(0)

招霊

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手と手を合わせて南無と祈るが、この招霊(カラタネオガダマ)の花弁は、手の平もの大きさでまさに合掌を連想させた。朝日を浴びて花開すれば、中から仏が現れてくるようだ。通い路にある木だが、しばらく立ち止まり眺めてしまった。山には、これに似た泰山木や朴の花が白く咲く。だが、薄黄色の花は何とも仏心が宿っていそうな気分にさせられてしまった。
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by arajin01 | 2010-05-22 22:18 | Comments(0)