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秋の水

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この季節、茸を求めて山奥に入り魚止めの滝などで、岩魚の産卵に出会うことがある。と、言ってもそうそう見られるものではないが……。清里のとある渓谷で目撃したときは、茸などどうでもよくなってしまった。昂奮のあまり私の心中もたぎっていた。そして、呆けてしまった。
いつもの溜池でも、鯉たちは元気だ。溜池が眠りに入ると、魚は水底で眠り冬をやり過ごす。貪欲に泳ぎ回る鯉たちは、食料の奪い合いなのか恋なのか、激しく体を擦りあってはぶつかり合っていた。どちらにせよ、生物の元気は、こちらにも伝わってくる。生き物の闘争心は、知らぬ間に私に元気をくれる。
今日で9月も終る。暦に境があろうとも季節には境界はない。日々のうつろいの中で、季節というアペリチーフを存分に味わいたいものである。「人気ブログランキング」への応援ありがとうございます。感謝。

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by arajin01 | 2010-09-30 20:10 | Trackback | Comments(0)

愁思(しゅうし)

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……とは、秋の思いに耽ることだ。車での通勤時は、森の途中にある農業用水に寄り道し、もの思いに耽るときがある。豊かな秋の到来は、過ぎ去りし季節の移ろいとともに人生や人間関係に重ねて感傷させられてしまう。人の心は、それぞれに揺れ動くもの。人の眼は、思わぬ方向を向いているもの。心中にさざなみをたてると、悲哀に付け入られてしまうものだ。秋こそ、春に感じた喜悦を思い出したいものだ。愉しかったこと、嬉しかったことは生きる力になるのである。

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by arajin01 | 2010-09-29 21:28 | Trackback | Comments(0)

稲架 はざ

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付近の田は、あらかた稲刈りが済んだ。しかし、どこも新兵器のコンバインで刈り取りをするので、広々とした苅田の景色である。わが家の裏の道を歩くと、甘い空気が漂っていた。なおも進むと、昔の稲架の景色が目に入った。空気の甘さは、稲架に掛けられた稲藁の匂いだった。なんとも懐かしい子どもの頃を思い出させる匂いであった。

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by arajin01 | 2010-09-28 21:39 | Trackback | Comments(0)

花穂

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季語に、草の穂があるが、花穂があってもいいのではないかと思っている。ここにのせた晒菜升麻(サラシナショウマ)はもとより、穂のように小さい花を密集して咲く花は沢山あるからだ。林道を車で走っていると、白い穂が無数に揺れていた。これほどの群生を始めてみた。しばらく森に入り眺めていたが、蜂類はもとより蝶々やハナモグリなど、何種類もの昆虫たちが恍惚としていた。オオスズメバチに指を出しても花の蜜に夢中だ。今日は、私も花弁に夢中になってしまった。

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by arajin01 | 2010-09-27 22:45 | Trackback | Comments(0)

コスモス

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水田は、刈り入れの時を向かえて忙しい。しかし、休耕田も目立つ。数年前から、蕎麦栽培に転換している休耕田を目にする。向日葵の栽培で食用油を絞るグループもある。今年は、稲を栽培して刈り取りをせず、牛を放して牧草代わりに食べさせる試みも行われている。いずれにせよ老人世帯が増え、農作業が出来なくなっている現実があるのだ。街道筋に、コスモス畑を見た。周囲は全て蕎麦畑だった。観光的にはこれもありなのかも知れない。しかし、コスモスは強い植物だ。わが家の周囲は野生化したコスモスがはびこっている。よほど管理しないと種が飛び、周辺がコスモスだらけになりかねない。コスモス畑の畦道に腰掛けていると、空想ばかりがとめどもない。

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by arajin01 | 2010-09-26 17:36 | Trackback | Comments(2)

冷える

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彼岸が過ぎるとやっぱり風も冷たい。残暑の熱風はどこへ行ったと、身勝手に思った。思いつつ「そろそろ毛布を出さない……」と話していると、「富士山に初冠雪です」と5時のニュースが伝えていた。カメラを手に玄関を出ると、夕焼けに染まる富士山だが、冠雪は目視できなかった。首筋が冷っとした。日が陰ると空気は冷えびえとしている。季節は、正直に巡り来るのである。

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by arajin01 | 2010-09-25 18:03 | Trackback | Comments(0)

虫の音

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昨日の夕映えは、晴れの予兆と思ったが外れた。それでも時折、日が射した。スポットライトを当てられたような水引の花は、赤を増して揺れていた。周囲の草叢からは虫たちの合唱で賑やかで、仲秋の盛りである。

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by arajin01 | 2010-09-24 19:48 | Trackback | Comments(0)

秋の夕映え

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朝から雷の音に目覚めた。やけにゴロゴロゴロロと長いゴロゴロが、真上で響いた雷だった。秋分の日の休日だというのに、一日足止めさせられてしまった。だが、夕方になると雨が降っているのに窓がオレンジに染まった。わが家の真上辺りは黒雲に覆われ雨が落ちているが、山並みは夕映えに染まっていた。なんとも不思議な気分にさせられた光景である。シャッターを押すとフラッシュが光った。これはまったく撮影モードの間違いだったが、パソコンに取り込むと、雨粒が映っているではないか。怪我の功名のような映像を拾ったのであった。夕焼けや夕映えは夏の季語であるが、秋の…と、冠せるとこの季節にも使える。そして、昔から「秋の夕焼けは鎌を研いで待て」の言葉どおり、翌日は晴天になる予兆である。
「人気ブログランキング」、皆様のお陰さまで急上昇している。ブログを開く楽しみが増えた。こんな愉しみもあったのかと、感謝である。感想、コメントもお寄せください。

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by arajin01 | 2010-09-23 18:40 | Trackback | Comments(5)

満月

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今夜は、十五夜。八ケ岳南麓には、陽が沈むと同時にでっかい満月が昇った。私は、十五夜の満月を見るたびにほろ苦い想い出が蘇る。私の故郷では、十五夜の供え物を盗み食いして好い風習がある。八歳の私は兄たちと月見団子や林檎を捕ろうと庭から忍び寄ったが、私は懸躓き、あごを何針も縫う大怪我をしてしまった。五十八年も前の事故だが、満月を見るたびに蘇るのである。そして、今夜はひとり芒の原で、満月に祈り誓った。告白するが、二年前に禁煙を宣言したが、半年で敗れた。それが、今年七月二十八日(水)に禁煙を始めたのである。今夜で10週目に入った。この禁煙が、一生成就することをお月様に誓ったのである。
「人気ブログランキング」は、お陰さまでデビュー四日目にして、「俳句・短歌」部門で11番にランキングされたようだ。毎日更新しているので、毎日クリックしてください。感謝。

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by arajin01 | 2010-09-22 21:58 | Trackback | Comments(0)

花野

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わが家の裏に小さな森がある。南面に神社があり、北面の頂に保育園がある。斜面が雑木林なのだが、西面は小川になり小さな畑が散在する。その土手の斜面は野芝で、南アルプスに落ちるサンセットビューが楽しめる。その斜面に、懐かしいツルボの花園があった。子どもの頃に見た花の景色に、私は少年に還っていた。

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by arajin01 | 2010-09-21 20:16 | Trackback | Comments(0)