<   2010年 11月 ( 30 )   > この月の画像一覧

冬木立

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『荒ぶりて天に昇るか冬木立』
裏山の楢の木は、裸木になったが、そのぶん幹肌が強調される。コルク質の幹はあらあらしく、龍の鱗のようだ。晴天に向かって立ち上がる姿は、まさに天に昇る龍の如くである。
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by arajin01 | 2010-11-30 20:06 | Trackback | Comments(0)

あさぼらけ

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『底冷えも眠気も去りしあさぼらけ』
目覚めて外を見るとあさぼらけだ。富士山がシルエットで浮かんでいた。パジャマのままカメラを手に飛び出すと底冷えで胴震えした。瞬間、日の出のアングルを推理した。百メートル先の弧線橋に立った刹那、朝日が差した。朝日の温もりが、線路を走ってきた。
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by arajin01 | 2010-11-29 20:51 | Trackback | Comments(0)

帰り花

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『登山口行く手を阻む帰り花』
南アルプス西北端、鋸山への登山道に向かう途中の衛生センターの敷地に、桜が咲いていた。標高1000ぐらいのところで、染井吉野だと思うが、ほぼ満開。といっても此の時期では、花はまばらだ。まさに、狂い咲きの婀娜花であった。
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by arajin01 | 2010-11-28 17:08 | Trackback | Comments(2)

落葉

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『落葉文眩しき陽射し欲情す』
昼下がりの森は、冬麗かな陽気に包まれていた。小楢の木は葉を落とし、地面は枯葉に埋め尽くされていた。枯れ葉の上を歩く心地好さに歩みが軽くなった。一本の小楢の木の洞に楽しくなった。枯葉に腰を下ろすと妄想に耽ってしまった。
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by arajin01 | 2010-11-27 20:47 | Trackback | Comments(0)

落葉松

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『落葉松や黄金の針降りそそぎ』
戦後にカラマツの植林が奨励され、八ヶ岳連山を取り巻く森は壮大なカラマツの森が連なった。北から吹きはこぶ風が黄葉したカラマツを震わせる。朝日夕日の斜めの光がカラマツの森を刺すと、落葉する黄葉を黄金の針にと変幻して魅せる。落葉する針葉はきらめき、無数の黄金の針が舞い散る夢の世界に立つ。この光景は、幻想的だ。が、黄金の針葉を全身に受けた瞬間、錆色の枯葉に変わりうつつに呼び戻される。
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by arajin01 | 2010-11-26 20:55 | Trackback | Comments(0)

霜夜

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『霜夜明け空気弾けて奏でるや』
霜が真っ白く降りた朝は、気持ちが引き締まって清々する。山々を眺めながら撮影をしていると、ぱりぱりと空気が音をたてる。凍てついた枯れ葉にレンズを向けると、朝日に融けて音をたてた。
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by arajin01 | 2010-11-25 22:12 | Trackback | Comments(0)

臥待月

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『車にて臥待月の所在無さ』
季語からは離れるが、昨夜といい今夜といい綺麗な月夜だ。遅くまで原稿をいじり帰りが遅くなった。臥し待ちすることなく、月は八ケ岳の右上に登った。車のシートを倒し、臥せ観る月は格別だが、ひとりではなんとも手持ち無沙汰なり。寒気が一段と月光を冴え冴えと凍らせ、青白く光り輝くのである。
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by arajin01 | 2010-11-24 23:02 | Trackback | Comments(0)

紅い花

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『愛しさよ両性具有か紅い花』
シャコバサボテンは、我が家に来て二十五年を超える。紅い花芯から伸びる雄蕊雌蕊はエロチックである。毎年よく花をつけてくれる。冬の居間の景色に溶け込む、家族の一員のような花である。
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by arajin01 | 2010-11-23 18:22 | Trackback | Comments(2)

木の葉舞う

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『木の葉舞う金色に染め朝日哉』
朝日に染まる街路樹の下を通ると、突然さわさわと葉が一斉に落ちた。からからさわさわ賑やかな会話をしていた。
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by arajin01 | 2010-11-22 20:39 | Trackback | Comments(0)

夜半の冬

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『瞬くも金魚人魚か夜半の冬』
水槽の水循環器のモーター音とシュウシュウとストーブの燃焼音が部屋に響く。グラスを前に深夜の居間は、妄想瞑想に昂ぶる吾は。金魚が見つめる瞳は瞬きもせず、吾が瞬く。休日の夜半は、眠りを知らず。
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by arajin01 | 2010-11-21 18:53 | Trackback | Comments(0)