<   2011年 02月 ( 28 )   > この月の画像一覧

真鴨

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『真鴨なく露天の風呂の鼻歌や』
溜め池の氷もすっかり融けた。北帰行の準備で待ち合わせているのか、群れている。時折、鼻にかかったような鳴き声を上げている。鴨たちは、さざなみに身を任せてのんびり寛いでいる。私も露天風呂に寄り道したくなってしまった。
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by arajin01 | 2011-02-28 20:50 | Trackback | Comments(0)

野焼き

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『野火駆ける春迎え火の恋燃やせ』
ベッドに入り、句を思い出すと心境が変った。普段、推敲はしないのだがあらためてしまった。

朝から枯草の匂いが立ちこめた。そこらじゅうから白煙が立ち上り、霧がかかったように視界がない。村落一斉の野焼きである。この土地は何処も傾斜地で、田圃は段差が付いて土手が仕切る。その土手を焼くのである。目的は、害虫駆除と、やがて萌え出る芝草の生長を促すためだ。火は斜面を走り、枯れ芒の株を舐め大きな炎となった天駆ける。女性たちは、火勢を抑えようと松の青葉の枝で炎を叩く。消防団の青年たちは、水バックを背負い手押しポンプで消火する。白煙と炎の織り成す野焼きの競演は、春を迎える演目である。
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by arajin01 | 2011-02-27 18:45 | Comments(0)

雪解

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『風温み八嶽も笑うか雪解かな』
陽が沈んでも肌寒さを感じなくなった。左から、西岳、編笠山、三ツ頭、天女山だが、八ケ岳は徐々に赤く染まっていく。この色の変化を眺めていると、一切の煩いも消えてくれる。薬師如来が左手に持つ壷には阿伽陀という薬が入っているという。八ケ岳の自然は、阿伽陀のようだ。今日一日の平穏に感謝し、手を合わせてしまうのである。
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by arajin01 | 2011-02-26 21:19 | Comments(0)

春時雨

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『春時雨束の間の夢虹架ける』
玄関を出ると小雨だ。しかし、冬の冷たさはない。爽やかさを伴った、心地好い時雨である。振り向くと、大きな虹が、架かっていた。季語にも「春の虹」はある。しかし、夏のような色濃い虹を表現しない。淡い束の間の儚い虹を指すようだ。車をスタートさせると、時雨は走り去っていた。まさに、季語の「春時雨」だ。春の虹は、私の住む集落をまたぐように、見事な半円を架けていた。朝から、夢心地好のひとときだった。だが、午後になると春一番のような突風が夜まで続くのである。
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by arajin01 | 2011-02-25 19:48 | Comments(0)

福寿草

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『地を這って匂い愛でるや福寿草』
遠目に、日向の土手に黄色い色が散らばっていた。もしやと早足になった。福寿草だ。思わず這いつくばって匂いを嗅いだ。花芯の艶やかさも、花弁の産毛も初々しい。ようやく、春の到来を実感したのである。
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by arajin01 | 2011-02-24 19:53 | Trackback | Comments(0)

春近し

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『春近し鳥撮る吾も忍び足』
暖かさに冬の間に着用していたブレザーとチョッキをやめ、スーツに着替えて出勤した。お陰で十分遅くなった。山並みも霞がかかり、ほのぼのとした風景だ。昼休みに畦道を歩くと、青鷺に出会った。ゆっくりと畦道を忍び寄り、カメラを向けた。春も忍び足で来ていた。
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by arajin01 | 2011-02-23 21:39 | Trackback | Comments(0)

氷浮く

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『氷浮く真鴨の仕草吐息つく』
帰宅途中、いつもの溜め池で一息入れようと寄り道をした。が、真鴨たちの遊ぶ姿に魅せられ、溜息をついてしまった。夢想していると、吐息も出た。夕刻は、人恋しくなるのである。
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by arajin01 | 2011-02-22 22:05 | Trackback | Comments(0)

春の宵

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『春の宵昼との結界鳥の群』
太陽が沈む嶺に向かう飛行機は、翼が煌めき白雲の尾が緋色に染まっている。鳥たちの騒がしい鳴き声に、昼と夜の境目を感じた。帰宅途中で時々目にするが、賑やかさに気分が高揚する。たまには無季語もいいだろう。と、電線を見上げながら思ってしまった。
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by arajin01 | 2011-02-21 19:50 | Trackback | Comments(0)

待春

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『春待つか眠る蓮田に黙坐せり』
残雪が日陰を覆うものの、其処此処に春を待ちわびる景色がある。午後のひととき、そうした景色を求めて逍遥してしまった。心地好い汗を掻いたのである。
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by arajin01 | 2011-02-20 18:30 | Comments(0)

雨水

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『雨水哉うたたねリゾット吐息訊く』
今日は、暦では雨水。季語ではないが、「陽気地上に発し、雪氷解けて雨水となれば也」と暦便覧には記される。土手の月見草のリゾットも、寒風に耐え雪に覆われ真っ赤に紅葉した。しかし、雪も融けようやく春の足音が聞こえてきてほっとひと息つき中心の芽も生き返ったようだ。春も近いぞ。
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by arajin01 | 2011-02-19 20:52 | Trackback | Comments(0)