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囀り

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『縄張りを囀り叫ぶ頬白は』
この季節、鳥たちは盛んに囀る。ある鳥は繁殖期を向かえて伴侶を迎えるために鳴き、ある鳥はテリトリーを固守するために鳴く。何種類もの鳥たちは、それぞれの思惑で鳴いているが、私には鳥たちの大合唱に聞こえてしまう。いづれにしても、耳に心地好く聞き惚れてうっとりしてしまうのである。
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by arajin01 | 2011-04-30 18:51 | Trackback | Comments(0)

夏近し

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『山里に芽吹きの薫り夏近し』
里は桜が満開で、山腹は芽吹きの盛りになった。様々な色の散らばった山腹は眼に優しく、心に優しい。しばらく畦に腰をおろし対山の山腹のパレットを眺めていた。
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by arajin01 | 2011-04-29 23:27 | Trackback | Comments(0)

花万朶

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『ころころと空は変れど花万朶』
今日は、空は何度も姿を変えた。青空とともに富士山が全容を見せたと思うと、曇天になり、また薄空を見せた。かとおもうと青空に小雨が降る。黒雲が現れると夕立のような激しい雨が降った。だが、何事もなかったように泰然としているのは桜の木だった。枝が踊っても花びらは舞わない。3軒となりの枝垂桜は、枝を風に泳がせる花万朶であった。
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by arajin01 | 2011-04-28 21:23 | Trackback | Comments(0)

山茱萸

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『雨空に光り集めて山茱萸』
朝から風の強い。老人保健施設の庭の隅に、黄金色の光りが集まっていた。宮崎県の民謡『稗搗節 』に唄われる山茱萸(さんしゆゆ)の花だ。稗搗節では「♪ 庭の山茱萸の木 鳴る鈴かけてヨー オーホイ」と唄われるが、どんな木か知らなかった。昨年教えられ知った。今年は、開花を待ちわびていたのである。春黄金花(はるこがねばな)といわれるだけあって、品格のある色調である。雨空に、まさに光りを集めて咲いていた。
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by arajin01 | 2011-04-27 20:13 | Trackback | Comments(0)

孕鹿

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『日没を待って草食む孕鹿』
遠回りして山道を走ると、十二頭の鹿の群に出会った。静かに車を降り観察すると、四匹の牝鹿はお腹が大きい。孕鹿だ。奥の二頭の牡鹿は、袋角を持っている。出産を前に、新芽の吹き出た里まで下りてきたようだ。私は邪魔をしてはと、道端に座り込んだ。だが、鹿たちの警戒は解かれない。この地方では鹿が大繁殖し、この地域だけでも昨年は二千頭以上が捕獲された。被害の甚大さに、さまざまな手段がとられているが、解決策は狩猟による屠殺しかないのである。やがて、甲高い警戒音を発し、山奥へと跳躍して消えた。
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by arajin01 | 2011-04-26 21:51 | Trackback | Comments(1)

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『風靡く柳腰ふる廻り道』
木々はようやく芽吹きのときを迎えた。風に腰を振る青柳はなんとも艶っぽく、幻惑させられてしまう。柳腰は色仕掛けで男を誘う女の代名詞だ。風に靡くのは柳の枝だけではないのだ。帰宅に回り道寄り道をしたくなるのが男である。春は、男を悩ましくさせる季節なのである。
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by arajin01 | 2011-04-25 23:01 | Trackback | Comments(0)

南風

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『南風や甲斐駒の冷気連れており』
冷たい春がつづき、梅も辛夷も桜は見ごろである。朝から桜見物の人々が、各駅停車の電車から次々と降りて賑やかだ。私の住む里は、近年桜の名所となったらしい。周囲には何種類もの見事な古木があって、町もパンフレットや案内板を設置したからだろう。とはいっても、桜は五分咲といったところだろうか。来週辺りが満開になるだろう。午後になると東南の風が、甲斐駒から強く下り、夕方には小雨まで降ってきた。私は、冷えた身体に早々と風呂に浸かったのである。
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by arajin01 | 2011-04-24 21:12 | Trackback | Comments(0)

春惜しむ

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『一滴が首筋濡らし春惜しむ』
低い雲は前山を全て隠し、霧雨が振りそぶっていた。小雨に、傘を差さずに車を下りると、張り出した枝に溜まった水滴が首筋を濡らした。見上げる小枝は芽吹き、春惜しむである。午後からは、新診療棟のお披露目会だ。院長の講演の後、医師たちのピアノとフルートの演奏や弾き語りやマジックショー。地元オーケストラの演奏と職員たちのコーラス。看護師たちによるベリーダンスや当院名物の「月よりの使者」の歌謡舞踊とプログラムは多様である。なんと芸達者な職員のいる病院だろう。ちなみに院長講演のプロジュクター投影のPDFスライドは私が作った。雨の中、講堂は大入り満員になった。私は、記録係としてスナップ撮影を担当したのである。地域住民との交流会は大成功だったが、私は疲れた。
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by arajin01 | 2011-04-23 21:24 | Trackback | Comments(0)

三椏の花

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『ぷらぷらと三椏の花揺られ咲く』
当院の医療スタッフは、災害医療(MEAT)スタッフとして東北の災害地に出発した。盛岡経由で大槌町へ入るのだが750キロの移動になる。また、別の外科医は南相馬町で検死任務に当たる。大変な任務だが、無事の帰還を祈るところだ。壮行会が済んで表に出ると、近所の庭先に三椏の花が咲いていた。和紙の原料になる三椏の木は、筒状になった花芯がようやく色づいて朱色に染まってきた。花芯が数十個集まって球状になった花は、風に揺られて愛らしい。私の好きな花だけにしばらく見続けてしまった。災害地を想うと何と平安なことか。ありがたいと感謝してしまうのである。
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by arajin01 | 2011-04-22 20:27 | Trackback | Comments(0)

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『眼を細め眩しき畦を風光る』
空気は冷たいが、光りは満ちている。家々の庭は、様々な花が満ちている。田圃の畦も、花が満ちている。眩しき光のシャワーを浴びながらの通勤は、気持ちがいいものだ。冬が寒かったぶん、尚更である。しかし、胸中には、満たされない小さなハートという器を飲み込んでいるようだ。贅沢というものだろうが、小さなハートを熱い液体で満たされたいものだ。
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by arajin01 | 2011-04-21 20:22 | Trackback | Comments(3)