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大晦日

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『穏やかな一年感謝の大晦日』
わが家に限れば穏やかな一年だったと、大晦日を迎えることができた。だが、日本国にとっては亡国への道を転げるような一年であった。災害対応、原発爆発、政治不信、経経営者の堕落と、何とも恥ずかしくなる一年だっただろうか。一市民として迎える2012年が、希望の持てる年になりますようにと祈るしかない。
『一日一写句』に毎日クリックしてくれた方々に感謝します。一年ありがとうございました。
迎える新年が皆様にとって良いお年であることを祈りつつ、本年最後の呟きでした。
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by arajin01 | 2011-12-31 18:43 | Trackback | Comments(0)

氷柱

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『垂るる水一夜掛けての氷柱かな』
小さな池に、樋から注ぐ水の飛沫がコウリの氷柱を造っていた。池の金魚も氷に閉ざされて動かない。寒風は耳をも千切りそうだ。
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by arajin01 | 2011-12-30 21:54 | Trackback | Comments(0)

仕事納め

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『好い年と背に投げ放つ星と月』
世間では二十八日が御用納めだが、当院では二十九日である。とは云っても、病院は三百六十五日開いているわけで日直当直拘束と、医師も看護師もコメデカルも、担当が割り振られている。当然事務職もである。退社すると、五ケ日と金星が煌々と輝いていた。「好いお年を」と背中から聲を掛けられた。看護師が足早に追い越して走り去った。星月の光りに、投げ掛けられた気分であった。
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by arajin01 | 2011-12-29 22:27 | Trackback | Comments(0)

山眠る

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『山眠る連なる峰や寝釈迦佛』
私が館長を務める資料館は、高原のサナトリュームとして昭和初期に多くの結核患者が療養した。昭和八年に久米正雄が小説「月よりの使者」を書き、翌年に入江たか子が映画に描いた療養所である。南面の窓から南アルプスの北西の端に連なる鋸山が一望できるが、その稜線は人面のようにも見える。当時の患者さん達は、左端に前山から突き出た甲斐駒ケ岳を合掌した手に見立て、右に連なる稜線をお釈迦様になぞらえ、寝釈迦佛に見立てたそうだ。朝な夕なに快復を祈ったそうだと、記録に残る。山塊の形は当時の写真と変らない。当院は明日が仕事納めだが、窓から眺める稜線は夕闇に溶け込むほどに寝釈迦佛である。山はすでに眠っている。
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by arajin01 | 2011-12-28 23:08 | Trackback | Comments(0)

裸木

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『裸木や乾いた聲で笑いけり』
十日ほど、歯痛に悩まされていた。三年ほど前までは年の瀬の歯痛は恒例だったが、全て治療して毎日四回の歯磨きで痛まなくなっていたが、また暴れだしてしまった。昨日、正月に酒も飲めなくてはと決心して抜いてもらったが、昨日までの痛みが嘘のように消えた。歯科医院を出ると、落葉松の裸木がカランカランと笑っていた。
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by arajin01 | 2011-12-27 23:28 | Trackback | Comments(0)

寒し

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『白樺の白さましまし胸寒し』
今日の寒さは尋常じゃない。ヒートテックの下着にスーツにダウンコートを着ていても腹の芯まで冷えた。普段は買うことのないホット缶コーヒーを懐炉代わりにポケットに入れてしまった。寒さが深まるにつれ、白樺の樹肌は白さを増すが、私の胸中は冷え冷えとする。果たして、不足しているものは恋か金か幸なのか、どれもが少しづつ満たされないようで熾き火のようにチロチロしている。
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by arajin01 | 2011-12-26 23:27 | Trackback | Comments(0)

クリスマス

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『結氷す睡蓮沼もクリスマス』
近くの睡蓮沼が結氷した。といっても人が乗れるほどではない。だがクリスマスに相応しく、紅葉した睡蓮の葉は氷に閉ざされているがハートの形で祝っていた。眺めるに頬がゆるんでしまった。メリークリスマス!
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by arajin01 | 2011-12-25 17:24 | Trackback | Comments(0)

聖夜

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『ほろ酔いや妻と二人の聖夜かな』
イブといっても夫婦二人の暮らしでは華やかさはない。子どもらが小さい時は、真っ赤なフード付きのコートをきて、サンタの真似事をしたものだ。数日前、ワインのネット通販を見ていると、ポルトガルのランサーがあった。このワインには想い出がある。昔は京橋の明治屋で買えたが、近頃はどのショップを探してもない。白とロゼを6本づつ注文したのが今日届いたという。というわけで、帰宅するとステーキのメニューだった。クリスマスソングの流れるテレビを見ながら、ワインを開けた。私はこの1週間、歯を痛めていて酒を控えていた。そのせいか酔いが早い。食事が終るとすぐにうたた寝をしてしまった。で、この時間になり、壁際の植木を撮影したのである。メリークリスマス。
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by arajin01 | 2011-12-24 22:46 | Trackback | Comments(0)

冬至

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『ささやかに柚子と戯る冬至哉』
冬至は昨日だったが、私が入浴したのは日にち代わった0時20分ごろ。だから今日の写真と一句である。と、強弁かな。柚子一個の湯船に使っていたら、ささやかさを実感してしまった。口を突いたのがこの一句で、急いでカメラを持ち込み撮影した次第だ。湯気の立ちこむ風呂場は、レンズを曇らせソフトフォーカス調になった。湯気に包まれ長湯をすると、身体の芯までまったりとしたのである。決して露出症でないことを付け加えておく。
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by arajin01 | 2011-12-23 20:59 | Trackback | Comments(0)

眠る山

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『眠る山小さな村のでかい山』
隣の小さな村、原村の清水村長さんに逢いに行った。目的は、むかし赤岳山頂にあった銅像の写真を見せてもらうためだった。昭和4年建立されたが、銅製だったために昭和25年の朝鮮戦争での特需にのって盗まれてしまったという。村長は、中学生の時に登り、銅像が恐ろしく足早に通り過ぎたそうだ。60年も前の話だ。
この村から眺める阿弥陀岳は兎に角でかいく、でかくて赤岳の姿を隠している。山は眠りについていた。
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by arajin01 | 2011-12-22 21:32 | Trackback | Comments(0)