石ころ

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『石ころの中に群れても我独り』
多くの人々に助けられて暮らしが成り立っている。感謝する次第だが、独りになると寂寥感に包まれる。石ころを見ていて、このひとつが我だと思うような気分だ。しかし、一万個百万個の石ころの中であっても宝石のように輝きたいものだと願うところである。

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# by arajin01 | 2015-12-16 22:53 | Trackback | Comments(0)

枯芝

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『夕暮れて白穂を揺らす枯芝や』
帰宅すると、裏の野のチゴシバの白い穂がそよいでいた。暮れなずむ景色の中で佇んでいると、寂しさが募ってしまった。冬景色は、寂寥感ばかりが襲ってくる。

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# by arajin01 | 2015-12-15 22:40 | Trackback | Comments(0)

夜半の冬

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『黙々と保線夫がゆく夜半の冬』
最終列車が過ぎ去ったあと、深夜の外はしーんとして静かになる。部屋は、石油ストーブの燃える音が響くだけだ。数日前から零時を過ぎると、線路の砂利を穿る音が聞こえる。騒音と云うほどの音ではないが、エンジン音とがりがりと砂利のこすれあう音が響く。窓下の線路を覗くと、煌々とライトをつけた線路で保線の作業が繰り広げられている。作業員たちは黙々と砂利を掘り返している。作業は二時間ほどで終了すると、貨物列車が通過するのである。

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# by arajin01 | 2015-12-13 22:05 | Trackback | Comments(0)

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『暖炉焚く獅子たて髪を逆立てて』
焚き火の炎を眺めていると、ライオンのたて髪を連想してしまう。気を高めてくれながら落ち着かせてくれる。相反する作用が炎にはあるようで、いつまで眺めていても飽くことを知らない。僕にとって焚き火の炎は、精神安定剤のようなものである

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# by arajin01 | 2015-12-12 21:51 | Trackback | Comments(0)

冬の虹

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『希望かな病院の窓冬の虹』
昼の急速が終わり、執務室に向かう廊下を歩いていると、窓いっぱいに虹が懸かっていた。車椅子の患者が窓にしがみついていた。彼女にすれば、快方への希望の虹に見えるのではないだろうか。冬の虹は、気分を晴れやかにしてくれる。

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# by arajin01 | 2015-12-11 21:57 | Trackback | Comments(0)

十二月

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『枯葉舞う絡め獲られて十二月』
東京で仕事をしていた頃、十二月は年末スケジュールとして一年で一番忙しかった。すべてが出版社のスケジュールに獲り囲まれて、家庭のことも自分のことも思い通りにならなかった。この一ヶ月、久々に忙しい思いをしている。資料館の再開に向け、展示資料の制作と展示構成を自分ひとりでやっているからだ。これか後数日で終わるが、原稿執筆とデザインレイアウトの仕事が待っている。正月まで仕事に絡め獲られてしまった十二月なのである。

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# by arajin01 | 2015-12-10 22:07 | Trackback | Comments(0)

枯れ蓮

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『蓮枯れて己写すや水辺かな』
夏、大きな葉を広げ華やかな色で埋め尽くしていた蓮池も、葉は頭を下げ、あるいは水没し、折れ曲がった茎だけになった。俺はまだ若いと思いつつ、寂寥とした光景に老人になった自分を重ねてしまう。チョッピリ歳を自覚せねばと思いながら蓮池を後にしたのである。

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# by arajin01 | 2015-12-09 22:04 | Trackback | Comments(0)

山眠る

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『連なりて神々おわす山眠る』
山々が静かに暮れなずむ刻、とき折神秘的な光景を見せてくれる。思わず神々の存在を肌に感じ、手を合わせ頭を垂れてしまう。今日一日の安寧に感謝するのである。山々は静かに闇の中に溶けていった。

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# by arajin01 | 2015-12-08 22:38 | Trackback | Comments(0)

寒風

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『富士祈る法華経ごとく寒風が』
やっぱり朝は寒い。いつものように富士山を撮り、手を合わせ一日の安寧を祈ると電線がヒューポーと鳴った。僕には法華経のように聞こえてしまった。振り向くと、己の影が日輪を背負った仏像のように伸びていた。

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# by arajin01 | 2015-12-07 22:08 | Trackback | Comments(0)

実南天

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『実南天咳き込み思う喉の飴』
今回の風邪は長引いてしまった。熱はなかったが、喉の痛さと咳に悩まされた。庭の南天の実を見るたびに南天のど飴を思い出してしまった。

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# by arajin01 | 2015-12-06 21:37 | Trackback | Comments(0)

冬枯れ

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『冬枯れの紅葉避けて足運ぶ』
木々はすっかり葉を落とし冬枯れの景色が広がる中で、草は紅葉している。そぞろ歩きの中で、足元の赤く染まった草があると避けて歩む。オオマツヨイグサの冬越しの姿は美しい。

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# by arajin01 | 2015-12-05 22:17 | Trackback | Comments(0)

初雪

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『初雪にルビーの珠も冴えりおり』
今年の初雪は早かった。去年は12月18日だったから二週間も早い。ヘクソカズラの黄色い実も輝きをましていた。先週、タイヤの交換していて正解だった。

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# by arajin01 | 2015-12-04 23:13 | Trackback | Comments(0)

冬の夜

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『冬の夜やカメラ構えぞ手の震え』
町内のスキー場は、夜間照明を煌々と人工雪を作るのに忙しいようだ。スキー場に向けてカメラを構えた。寒さで手が震えて、ボケていた。パソコンに取り込もうとして、ボケ画像を見ておかしくなった。いつもなら消去してしまうボケ写真だが、照明の光源が草書体の「のむ」と読めてしまった。よほど僕が、酒を飲みたがっていたのだろうか。

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# by arajin01 | 2015-12-03 22:08 | Trackback | Comments(0)

冬の山

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『雑木林裸になりて空き巣あり』
山麓の雑木林は、すっかり冬の山になった。裸木になった林には、其処ここに野鳥たちの営巣の跡が目立つ。冬山の観察の楽しみでもある。週末は、そんな林を逍遥したいものである。

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# by arajin01 | 2015-12-02 20:47 | Trackback | Comments(0)