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添え寝

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一杯の食前酒に酔ってしまった。食後のうたた寝にも夢は現れる。人肌の快楽の縁を彷徨い、目覚めると猫が足に抱きつき熟睡していた。猫毛肌の温さは快楽をも誘ってくれたらしい。
by arajin01 | 2008-03-11 20:56

別れ雪

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うららかな春の休日を過ごし、一夜あけると銀世界だった。大雪に悩まされた今冬は、いい加減にして欲しいものだと愚痴も出る。天上の雪も底を打って欲しいと願わずにはいられない。「雪の果て」とは、春に降る最後の雪を詠む。
by arajin01 | 2008-03-10 20:16

暖か

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春の陽気に、部屋の花たちも活気づいたようだ。窓辺に向って花弁だけでなく、雄しべ雌しべも勢いがいい。何種類かのクリスマスローズも皆開花した。望む連山も霞が掛かり、ようやく春が訪れたことを実感する日曜日だった。
by arajin01 | 2008-03-09 19:22

福寿草

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庭の雪もようやく消えた。ぬかる庭に立つと、黄色い花弁が飛び込んできた。確か、二日前まで雪に覆われていたはずの場所だ。なんと健気に福寿草ではないか。私の誕生日を祝うように咲く福寿草に、内心にやけてしまった。日が翳ると、花弁を閉じて丸まった。空気はまだ肌を刺す。
by arajin01 | 2008-03-08 18:54

鳥雲

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春三月の季語に「鳥雲」があるが、まさに雁の飛翔する雲形に出会った。八ケ岳編笠山方向に流れ、やがて千切れ雲になって消えた。黄昏の空を眺めながら、僥倖とも至福とも思える気分を味わった。本来の鳥雲は、渡り鳥が群れをなして北に向う曇天の空を詠む。こうした機会はそうあるものではない。何か良いことが起る兆しのような気分にもなったのである。
by arajin01 | 2008-03-07 22:10

隠す

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今日の日向は暖かかった。青空と山並みの白さとのコントラストが美しく、気分のいい昼休みを過ごした。しかし、春の声を聞いてもまだ風は冷たく、住宅の隅や空き地には雪が厚く残っている。出勤途中、雪が解けるにつれ顔を晒し出した自転車を見てしまった。つくづく、雪は地上の醜さを隠す良さもあるものだと思ったのである。
by arajin01 | 2008-03-06 19:20

北帰行

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今朝の新聞に、諏訪湖の白鳥の北帰行が掲載されていた。上川の白鳥はと見に行ったが、まだ食欲旺盛で飛び立ちそうもない。白鳥は、長旅に備えて空腹にし、身軽になるらしい。白鳥の群れも、一斉に飛び立つわけでなくグループになって飛び立つそうだ。北帰行という言葉を思い浮かべると、小林旭の歌が口をついて出た。来年も帰ってこいよと念じながらシャッターを押していた。
by arajin01 | 2008-03-05 19:32

春めく

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山ばかりの風景を眺めていると、盛り場のネオンも恋しくなる。プラットホームの特急乗車位置表示も、時には踏んで東京へと足を延ばしたくなる気分も起きる。帰宅の電車を待ちながら不埒な気分になるのも、頬を撫ぜる春風の性か。が、冷えた空気に正気に戻る。
by arajin01 | 2008-03-04 19:21

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雲が勢い良く流れ、雪が舞ったと思うと太陽が覗く。降る雪は、黄砂の飛来を押しとどめるかのごとく牡丹雪だった。そんな雪も難のその、芽吹き前の桜の梢で四羽の鷽(うそ)がときおり口笛を吹いていた。鷽は、日本沿岸に生息するスズメ科の鳥で、太宰府天満宮のお祭りの時、害虫を駆除したことで天神様と縁がある。又、鷽の字が學(がく)の字に似ていることから、学問の神様である天神様とのつながりが深いという。東京・亀戸天神の鷽替え神事は一月二四・二五日両日で多くの鷽替えの参拝者で賑わう。嘘のはびこる世に、鷽に真実を託す気分で鳴き声を聞いていた。鷽のためにも云うが、首の赤い色は真っ赤な嘘の象徴ではない。
by arajin01 | 2008-03-03 20:39

小椋鳥

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冬になると群れるのがコムクドリ。四月過ぎると番になって暮らすのだが、寒気の時季だけ群れる。塒は街路樹や里の樹木にかたまって寝るが、数の多さに騒音と糞害を起こし嫌われる。先月から京都や前橋の友人たちがあまりにも多い群れに驚いた話をメールでくれた。我が家の周辺では千羽単位だが、一万を越す群れも目撃されている。こうした話を聞くと、全国でどのくらいの数が生息しているのか、想像するだけでも気が遠くなってしまう。
by arajin01 | 2008-03-02 16:35