<   2010年 12月 ( 31 )   > この月の画像一覧

栴檀の実

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『栴檀の実薄紫が冬変化』
近場に限るが、毎年気になる樹を見に行く。その樹の開花と結実を見に行くのだが、この栴檀は見事だ。たいして大木でも古木でもない。この実の着き具合でも想像できると思うが、花も見事だった。普段の手入れがいいのだろう。さらに、樹の背景に南アルプスが横たわるのである。栴檀は、古名で楝(おうち)といい、冬の季語だ。楝は樗とも書くそうだ。パソコン文字では正確に表示されないのが残念だ。来年、5月末が楽しみである。
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by arajin01 | 2010-12-21 21:53

冬の月

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『権現に鏡を吊るす冬の月』
日が沈み薄ら寒いと感じると、でっかい月が八ケ岳・権現岳の上に昇っていた。17時を過ぎた頃だ。研ぎ澄ましたような冷たい月は、権現の頂を青白く照らしていた。権現の頂の雪を写し取ったようでもある。
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by arajin01 | 2010-12-20 21:59

空風

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『空っ風少女らの声すくいあげ』
少女たちの歓声のような甲高い声が風に運ばれてくる。風に乗った声のきれぎれだと、時報に合わせて飛びだすカリオンの人形の瞬間を、携帯電話のカメラで写し撮ろうと待っているらしい。カウントダウンまで聞こえた。高見にいる私は、舞い上がってくる言葉の断片を、すくい上げてる気分になった。
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by arajin01 | 2010-12-19 19:35

明鴉

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『彼方此方と街を彷徨い明鴉』
街の朝は鴉によって動き出す。ゆえに、明鴉。目前に降り立った鴉と眼が合った。カメラを向けるとそっぽを向いた。何とも、ふてぶてしい鴉であった。
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by arajin01 | 2010-12-18 22:58

暮の街

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『街中に望郷ありし冬夕焼け』
『暮まぢか眠らぬ街を彷徨いし』
『一年の垢を落として朝日浴び』
暮を向かえ感傷的になっていた。仕事も一段落したところで、都会の友からお呼びが掛かった。かって住んでいた街を見下ろせるホテルをとった。高層の部屋から見下ろすと、結婚当初に暮らした家が見えた。その後に転居した何箇所かの住いが見えた。帝国ホテルで忘年会のような集まりに出て、二次会を銀座で飲んだ。そして、新宿。眠らぬ街を飲み歩くと、朝を迎えた。四十代の頃に戻ったような気分になった。一日遅れの掲載に、お詫びをかねて三点をアップする。表示に重いのはご容赦。
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by arajin01 | 2010-12-17 23:59

実南天

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『冬空に瞳潤ませ実南天』
寒に晒された南天の実は、熟れに熟れて朱が増している。冬空の寒風の中で、どの家の庭先もたわわに実る。紅い実を狙うのは、鵯か。輝くような艶やかさは、人妻の瞳の奥の炎の色か。寒風に「イイョー、イイョー」と、啼く鵯は欲深い。

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by arajin01 | 2010-12-16 21:18

寒雀

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『暮れ行くやお宿は何処か寒雀』
夕方になると小鳥たちは群で行動する。宿になる場所に移動する前に、樹木や電線などに群集う。賑やかで、眺めていても可愛いものだ。カメラを向けていると、私の後ろを通った老人が「うまそうー」と、一言呟いた。確かに寒雀の季語どうり、この時期の雀の焼き鳥は美味いと聞く。私は、鶏肉は一切口にしない。北京ダックであろうとローストチキンだろうと、ケンタッキーだろうとだ。しばらくすると、雀たちは竹やぶに向かって飛び立っていった。明日も元気に飛び回れ。

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by arajin01 | 2010-12-15 22:11

冬田

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『慰めも人恋しくて冬田道』
春、土が固まらないようにと耕した土の黒さまでも、物悲しく感じてしまった。木枯らし舞う田圃は、うら悲しい風景だ。慰めにと歩いてみたが、人恋しくなってしまった。森の中の枯れ葉舞う音のほうが、安らいだかも知れない。冬は、喧騒の中に身を置いたほうがいいのかも知れない。

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by arajin01 | 2010-12-14 21:20

枯野

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『枯菫枯野に弾け星となり』
今朝の雨は、雪になるかなと、空を仰いでいたが、なりそうもなかった。足元には枯れ野が広がって入る。白樺の枯れ葉も、好い錆色に染まっている。星が散らばっていた。よく見るとタチツボスミレの種が弾けた殻鞘だった。この枯れ葉の下には、何千粒もの種が越冬していることだろう。

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by arajin01 | 2010-12-13 20:06

冬眠

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『夢うつつ蛇冬眠の穴の中』
山も動物も冬眠に入った。私も冬眠に入りたい気分だ。数日、蛇の夢ばかり見ている。一昨日の夢など、小さな蛇でなく真っ白な大蛇だ。蛇の夢は吉兆といわれるが、いいこともない。どなたかに夢分析をしてもらいたいものである。43年前になるが、高岡の旅館の風呂場で大蛇に遭遇したことがある。風呂に入ろうと扉を開けると浴槽に大蛇が入っていた。僕は叫び声と共に尻餅をついた。叫び声に踊り子が駆けつけてくれたが、素裸で縮み上がり彼女に介抱されてしまった。キャバレーに出演する蛇使いの踊り子と同じ旅館に宿泊していたのだ。踊り子は、錦蛇を風呂に入れ休ませていたのである。

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by arajin01 | 2010-12-12 19:36